日光園芸だより(URL引っ越しました)

園芸家のつれづれ日記。田舎暮しの楽しさを綴ります。2019年1月にブログを引っ越しました。

「アピオス」と「ヤブガラシ」

アピオス」の花。
アメリカ先住民の健康の源、と云われた豆科のつる植物。
アピオス」は学名で、「アメリカホドイモ」という日本名もあります。
土の中に出来る、数珠つなぎの、小ぶりのイモが、すごく栄養価が高いそうです。最近、野菜として栽培している所があるそうです。
2,3年前に知人からタネを分けてもらいました。
試しにつくって見たのですが。。。結局、今は雑草のように残って、ほかの木に絡んで、困り物になっています。でも、辺りに、いい匂いを振りまいています。
これは「ヤブガラシ」の花。一番の困り物の蔓植物です。私たちは、「ヤブカラシ」と云って、目の仇(?)にしています。
目立たない小さな花。。。何故か、スズメバチが好きなのです。これが咲くと、何処からか、スズメバチが、飛んできます。「こわ〜い」です。
とくに、小形の黄色スズメバチが好きみたい。

憎っくき、ヤブガラシの葉っぱ!! 繁殖力が強くて、成長が早く、油断していると、どこもここも、覆われてしまいそう!!
この葉が、木の上に被さると、陽が当たらなくなって、下になった木は、枯れてしまいます。
「藪も枯らす」と言うことから、この名前がついたのでしょう。地下に太い根を、網の目のように張り巡らして、蔓を切っても、すぐに出てきます。