日光園芸だより(URL引っ越しました)

園芸家のつれづれ日記。田舎暮しの楽しさを綴ります。2019年1月にブログを引っ越しました。

「はやとうり」が鈴なりです!!


はやとうり
牧野植物図鑑によれば、中央アメリカ、西インド諸島などの原産で、大正時代に日本に入ってきたそうです。
鹿児島県の方が広めたということで、「隼人瓜」という名前らしいです。実が、白っぽいタイプもありますね。
これは、夏から秋の、日よけにぴったり。。。どんどん伸びるつる植物で、葉が大きくて、よく繁るから、グリーンカーテンに適していますね。
夏のうちは、葉ばかり繁っていたのですが、秋口になると、節ごとに、小さな花がついて、すぐに膨らんでくるので、収穫が間に合わないくらいです!!
採れ過ぎて、大変!!

短日性の植物なので、10月に入ってから、花を付けだして、実が大きくなって。。。
デッキのこんなところまで、伸びてきて、実がついて、可愛いでしょう?
はてさて。。。どうやって、食べれば良いのか、あれこれ、やってみていますがちょっと、青臭いのが、欠点。。。
糠漬け、奈良漬けなどの漬物が一般的かな? 漬物には、若い実が良いですね。
少し、大きくなったのは、煮ても良いですよ。[おでん」に入れてみたら、これもなかなか結構でした。ちょっとダイコンのように、湯がいて、入れてみました。

二つに割ると、こんな具合です。。。
今日は、ピクルスにしてみました。
☆ 一口大に切って、少し塩をまぶして、あくをとって、、、

黄色、赤、緑のパプリカと一緒の酢漬けです(香辛料は、赤唐辛子、粒胡椒、ローリエなど)
これが、とっても美味しくて。おしゃれな一品です。お勧め!!
☆ ご存知の方も多いでしょうが、この大きな実が、そのまま、タネになるのですよね!! とても、原始的な植物という感じがします。面白い植物ですし来年、是非、試してみてください。
野菜の直売所などで、この実が手に入ったら、新聞紙などで包んで、暖かい所で冬を越し、春に丸ごと、土に埋めればオーケーです。